看護師にとって、夜勤は大きな負担です。
体調を管理や、身近な人と一緒に過ごす時間の確保が難しく、それが悩みの種となっている方も多いでしょう。
そんな悩みを抱く看護師に人気の職場が、日勤です。
日勤看護師の働き方には、さまざまなものがあります。
最も一般的な職場は、クリニックや外来のみの病院です。
また、介護施設や訪問看護ステーションなどの需要も高まる一方です。
医療機関や介護施設以外の職場もあります。
保育園、企業に勤務する産業看護師、薬品会社の治験コーディネーターなど、日勤で看護師が活躍できる職場は多くあります。
では日勤には、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
メリットとしては、まず生活のリズムが安定することでしょう。
日勤と夜勤の繰り返しで生活のリズムが安定しません。
体調不良に悩む方も多いのです。
しかし日勤なら朝から夕方までの勤務ですから、体内時計が狂いにくく、体調も管理しやすくなります。
また、家族や友人、恋人など、親しい人と過ごす時間が確保しやすいのもメリットです。
一方デメリットとしては、収入が減ることが挙げられます。
夜勤手当が出ませんから、その分収入が低くなります。
また、看護師としてスキルを磨き、キャリアアップを目指している方にとっては、不利になる傾向があります。
夜勤がある総合病院や大学病院などの方が、最先端の医療に触れる機会が多いからです。
日勤のみの職場にも夜勤がある職場にも、それぞれメリットとデメリットがあります。
ライフスタイルやキャリアプランを考慮して、自分に適した職場を選びましょう。